まさしく、保護色ですね。
林谷の18cm

9月1日 打波川
とりあえず、ビールは美味い。
(打波川)
31日は尾上郷。この日は人が多かったですね。釣り人はもちろん、家族連れやら、熟年夫婦、バイクの兄ちゃんに昆虫取り・・・。私は、川を見ながら運転してるから、対向車に、2回もぶつかりそうになりました。
ここで入ったのは、小シウド谷。上流の橋前後です。このあたりの渓相は、去年に比べたら、随分荒れてました。イワナは2回出ただけで、ハリには乗らず。下から釣り登ってくる人が現れたり、雲行きも怪しいので、一時間ほどで退散。
「庄川上流なら釣れるだろう」と思って行ったけど、ここでもボウズ。時折魚は見えるんだけど・・。渇水のせいですかね。

翌1日は、林谷バックウォーター上流から。ここでは、川へ降りたとたん、釣れないと思った。このあたりは、見事に小ジャリに埋っておりましたよ。でも、時々、小アマゴがピチャンと来るので、来年は大丈夫でしょう。
その後、打波川。ここの中流部は、水がほとんど無く、緑藻で埋っております。導水管で工事をやってたから、そのために水を流せないんでしょう。まず、取水堰上を一時間ほど釣って、無反応。
次に、上流の橋に移動。ここではウェットを流して3匹のバラシ。しっかりと合わせたのに・・・、おかしい。それでハリ先を確認してみたら、私の爪の上をツルンツルンと滑っておりました。まあ、これじゃあフッキングしませんわな。そのうち先行者のフライマンに追いついてしまったので、釣果を聞いてみたら「小さいのを2匹」しか釣れなかったらしい。
渇水には、小さなドライフライが良いって言うけど、もしかしたらウェットの方がいいかも。でも、私はボウズだったワケで・・・。とほほ・・。

9月8日 林谷  AM11:00〜PM4:30
釣れませんね〜。今日も全く釣れる気はしません。まあ、こんな時は、お気に入りの所の川歩きに徹します。

ただし、尺アマゴの水溜りは、埋ってしまった。う〜ん残念。と、言う訳で、今日は林谷上流です。
まず林道の状況を報告しますと、少し前に来た時に崩れかけてた林道も、山側を削って、安全に通れるようにしてあるし、小さな沢から流れ出た土砂も、そこそこ平らにしてあります。雨が降らなければ、安心して上流部へ行けますね。
川の様子は、先週見た下流部の悲惨な状況とは違って、ここは、とりあえず無事でした。ポイントの形は随分変わってたけど、ここは今でも、しっかりとした渓流です。川歩きを楽しむなら、十分です。
ただし、魚影は、薄い。いつもは、どんなに条件が悪くても、淵でプアプアしてるアマゴが見えたのに、今日は全く見えなかった。途中で会ったエサ釣師も「まともな魚は1匹しか釣れなかった」らしい。私も、この日は18cmアマゴ1匹のみ。やっぱり、7月の大雨の影響は大きかったですね。
でも、小アマゴは一杯居たので、来年はきっと大丈夫でしょう。

ここで、ちょっと貴乃花
去年の夏場所で「痛みに耐えて、善くガンバッた」貴乃花だけど、その結果が、7場所もの休場となってしまった。なんか、日本経済そのものですな。そして今日、ようやく復活。白星を取ってくれました。私はとっても嬉しかったけど、これを一番喜んだ人は、きっと小泉さんだと思う。これで貴乃花が優勝なんてことになると、必ず日本経済も元気になるはず。でも、あと14日もあるんですね。
ガンバレ、貴乃花!!

9月16日 六厩川  PM0:00〜2:30
16日は、ヤスのメッカ六厩川。この川のゲートの向こうへ行くと、怪しげな人達に時々会いますよ。             
ヤスはいいよな。、禁漁期も、禁漁区も無いし。こんな悪条件でも、魚捕れるし・・。ただ、この川も、年々埋ってしまい、7月の大雨の影響もあって、今ではご覧の荒れ様。彼等もガッカリしてるでしょうな。

でも、私はもっとガッカリ。今シーズンもあと少しと言う時に、こんな、しょうも無い川へ来てしまった。
この日は、霧雨が降ってて寒いし、渇水。その上、こんな川じゃあ、釣る気も失せてしまう。あ〜あ。
とりあえず、車の中でビールを飲んで元気をつけ、ゲート前後を突っつくけど、ピクリともしない。その後、上流へ行って、小アマゴと戯れる。このあたりなら、下流部よりは、まだ、マシ。しかし、この天気じゃあ、釣れる気もしない。早々に退散。今期最低の釣行でした。

貴乃花、8勝2敗。予想以上の成績。あと5日、ガンバレ貴乃花!!

9月21日 小・大シウド谷  PM0:00〜3:30
小シウド谷の5m?滝。8月は、ここでサルに囲まれた。私、秋の釣って、あんまり好きじゃありません。
渓流は、ずっと静かになってしまって、聞こえて来るのは、こおろぎの声と、枯れ葉のカサカサした音ばかり。時折吹いてくる風は、肌寒くって、なんとな〜く、寂しくなってしまう。どうしてなんだろうね。
それに、たまに釣れてくる魚達は、お腹がプックリしてて、卵を一杯持っている。まさか、釣られたショックで流産なんてことにはならないだろうけど、彼女達がいとおしくなってしまう。本当は、釣らない方がいいんだけど・・・。

でもね〜、禁漁日は9月30日(私としては、以前の9月9日で、よかったと思う。どうして延ばしたのかな?)。他人が楽しんでるのに、私だけ釣りに行かない訳にはいかない。これも釣り人のサガ。あさましいね〜。

この日は、尾上郷の小・大シウド谷で、18〜22cmイワナを8匹。久しぶりに釣りをした感じでした。
これで今期の実質的な釣りは完了しました。来週は、釣れなくてもいいから気持ちのいい谷・・・、そうだな〜、天気が良かったら、林谷でも歩きながら、ビールでも飲もうかな?

さて、貴乃花。惜しくも横綱決戦に敗れて準優勝。でも、よくやりました。それに、武蔵丸にも、メンツってものがありますからね。ウンウン、良かった良かった。


            
このアマゴも、お腹はプックリ。23日は、雨が降るはずだったので、私は仕事を組んでおりました。ところがこの日は、朝から晴天。グッとこらえて仕事をしてたけど、お昼を過ぎたあたりから、我慢できなくなってしまった。
そこで、近場の栗巣川へ。ここは、釣り銀座の尾上郷とは違い、釣り人は皆無。足跡さえありません。3時位から1時間半ほど釣って17〜22cmアマゴを5匹。のんびりとした釣りが出来ました。
でも、釣れたアマゴ達は、お腹がブヨブヨしてるし、側線に沿って、紫色が浮いてる。う〜ん。やっぱり、なんだか、申し訳ない。

9月29日 林谷  AM11:30〜PM4:30
28日はヲンボ谷を2時間ほど釣って、20〜22cmアマゴを3匹。増水の上に、雨が降ってて、結構難儀な釣りでした。
そして、今期最終釣行は、谷は美しいけど、釣れない林谷。きっと、栗巣川とか、庄川上流へ行ったら、そこそこ釣れたんだろうけど、やっぱり、この川へ来てしまった。私にとっては、この谷が、一番よろしい。とりあえず天気はもってくれたし、また、今回は、師匠(エサ釣り)が同行してくれたので、安心して、のんびりと釣ることが出来ました。
釣果は、24cmイワナを1匹のみ。でも、師匠は26cmアマゴをはじめ、7〜8匹は釣ってましたよ。いつもながら、師匠にはかないませんわ。まあ、今シーズン最後に、いい顔をしたアマゴの写真が載せられたし、ゆっくりと林谷を歩けたから、私は満足しておりますよ。いやいや、いい締っくくりとなりました。
もうサビサビの♂アマゴ。生意気な顔が男前。 これはキツネ顔。いい表情してますね。
(師匠の釣った26cmアマゴ) (28日のヲンボ谷で最終アマゴ)

さて、これで今期の釣りは、終了しました。魚はあんまり釣れなかったけど、幸い、ケガも無く、クマやスズメバチにも襲われる事も無く、遭難の危機にも遭遇せず、なんとか無事に禁漁期を迎えられました。まずは、めでたしめでたし。
また、私の拙いHPにお付き合い下さった方々、どうもありがとうございました。「どの川が釣れないか」くらいの情報しか発信できなかったのが、残念でたまりません。私、まだまだ修行不足なんで、なにとぞ、ご容赦下さいませ。

今後のこのHPは、単なる日記となって、これから作るバンブーロッドの事やら、未練タラタラに川を見に行ったりする事やら、その他、しょーもない事やら、を、ご報告する予定です。今後とも、どうぞご贔屓に。